商業施設のファミリーイベントで外部出演者を選ぶときのチェックポイント

商業施設のファミリーイベントで外部出演者の選び方を検討する担当者とイベント会場のイメージ

商業施設でファミリーイベントを企画するとき、

「子ども向けの出演者は何を基準に選べばよい?」
「マジシャンやパフォーマーなど候補が多くて比較しにくい」
「出演実績が多い人を選べば大丈夫?」

と迷うことがあります。

商業施設のファミリーイベントでは、出演内容がおもしろそうかどうかだけで外部出演者を選ぶのはおすすめできません。

商業施設には、

・来場時間が家族ごとに違う
・子どもの年齢幅が広い
・買い物や食事の途中で参加する家族がいる
・途中参加・途中退出が起こる
・一般来館者とイベント参加者が同じ館内を利用する

といった特徴があります。

そのため、外部出演者を比較するときは、

「どんな演目をする人か」だけでなく、「その商業施設の来場者・会場・イベント全体に合わせられるか」

を見ることが大切です。

この記事では、商業施設のファミリーイベントで外部出演者を選ぶときに確認したいポイントを整理します。

目次

商業施設では「子ども向け」というだけでは判断しにくい

子ども向けイベントの出演者には、さまざまな選択肢があります。

たとえば、

・マジック
・シャボン玉
・音楽
・参加型パフォーマンス
・体験型企画

などです。

どの内容にも特徴があります。

しかし、商業施設では、

「子どもが楽しめそう」

という理由だけで決めると、実際の会場条件と合わない場合があります。

同じ子ども向け企画でも、

・開始時間に集まってもらう必要がある
・途中参加しやすい
・大人数で見やすい
・少人数へ近い距離で見せる
・短時間でも内容が伝わりやすい

など、参加方法が異なります。

まずは、商業施設側がどのような参加体験を作りたいのかを整理しましょう。

商業施設のファミリーイベントで年齢幅・人数・途中参加・会場条件を確認する担当者のイメージ

※画像は、商業施設のファミリーイベントで外部出演者を検討する場面をイメージした一般的な生成画像です。実在する商業施設・出演者・開催事例を示すものではありません。

1.商業施設やファミリーイベントへの対応経験を確認する

最初に確認したいのが、出演者がどのような会場を経験しているかです。

商業施設のイベントでは、

・不特定多数の来場者
・幅広い子どもの年齢
・親子での観覧
・途中参加・途中退出
・買い物途中の立ち寄り

などが起こります。

園や学校など、参加者があらかじめ決まっているイベントとは条件が異なります。

そのため、

「子ども向けイベント経験があるか」

だけでなく、

「来場時間がそろわないファミリーイベントにも対応について相談できるか」

を確認すると判断しやすくなります。

経験が多ければ必ず自社イベントに合う、という意味ではありません。

重要なのは、今回予定している会場条件を伝えたときに、具体的に相談できるかどうかです。

2.対象年齢の幅に対応できるか確認する

商業施設では、幼児だけ、小学生だけというように参加者の年齢をそろえることが難しい場合があります。

小さな子ども、小学生、兄弟姉妹、保護者など、さまざまな人が同じ会場にいることがあります。

そのため出演者を選ぶときは、

・どの程度の年齢幅を想定しているか
・小さい子どもでも見やすいか
・少し大きい子どもが退屈しにくいか
・大人も一緒に見られる内容か

などを確認するとよいでしょう。

ただし、

「全年齢に必ず同じ反応をさせられる」

という意味ではありません。

年齢に応じて見せ方や参加方法を調整できるか、という視点で確認します。

3.参加人数や会場規模に合わせられるか確認する

商業施設イベントでは、時間帯によって観覧者数が変わることがあります。

そのため、

・想定している観覧人数
・会場の広さ
・ステージの有無
・客席の配置
・立ち見が発生する可能性

などを出演者へ共有し、その条件でどのような実施方法が考えられるか確認しましょう。

特に人数が多い場合は、

「一度に見てもらう」
「複数回へ分ける」

など、構成自体を変える選択肢もあります。

出演者側が人数や会場条件に応じた考え方を持っているかどうかも、比較材料になります。

4.途中参加・途中退出に対応しやすい内容か確認する

商業施設では、ショー開始前から全員が客席にいるとは限りません。

買い物途中にイベントを見つけて、途中から立ち止まる家族もいます。

反対に、

・食事へ向かう
・子どもが疲れる
・次の買い物へ移動する

などの理由で途中退出する家族もいます。

そのため、出演内容によっては、

・途中から見ても状況を理解しやすい
・短時間見ても楽しみやすい
・途中退出があっても進行しやすい

ことが商業施設との相性につながります。

一方、最初から最後まで見ることで魅力が伝わりやすい企画もあります。

どちらが優れているということではありません。

今回の商業施設イベントの参加スタイルと合っているかを確認することが大切です。

途中退出が起こりやすい商業施設での会場設計については、商業施設のステージイベントで途中退出が多くても大丈夫?親子が抜けやすい会場設計でも詳しく整理しています。

5.ステージ以外の活用方法を相談できるか確認する

商業施設によっては、出演者を固定ステージだけで活用しない方法も考えられます。

たとえば、

・ステージでの公演
・館内やイベント周辺での回遊型パフォーマンス
・短時間の参加型企画

などです。

ただし、出演者によって対応できる内容は異なります。

依頼前に、

「ステージ以外にも対応できますか?」

と一律に求めるのではなく、

「今回の会場では、こういう時間や場所があります。どのような形が可能ですか?」

と相談するほうが現実的です。

サービス内容を主催者側で決めつけず、対応可能な範囲を確認しましょう。

6.会場条件に合わせて内容を相談できるか確認する

外部出演者を選ぶときは、演目だけでなく会場との相性も重要です。

たとえば、

・ステージの広さ
・客席との距離
・天井の高さ
・屋内か屋外か
・音をどの程度使用できるか
・イベントスペース周辺の通路

などによって、実施しやすい内容は変わります。

出演者へ会場条件を伝えたうえで、

「この会場ならどのような形が適していますか?」

と相談できることが大切です。

商業施設での経験がある出演者でも、すべての会場で同じ内容を実施できるとは限りません。

7.通常営業への影響も考えられるか確認する

商業施設では、イベントの横で通常営業が続いています。

そのため、

・音量
・観客の集まり方
・待ち列
・店舗入口
・一般通路

への影響も考える必要があります。

出演者がイベントだけを見るのではなく、

「館内全体の中でどのように実施するか」

を相談できると、企画を整理しやすくなります。

ただし、最終的な館内運営や安全管理は施設側のルールが優先されます。

出演者だけへ判断を任せるのではなく、施設担当者と出演者の双方で条件を確認しましょう。

8.子どもを参加させる場合の進め方を確認する

ファミリーイベントでは、子どもが見るだけではなく、企画へ参加することもあります。

その場合は、

・何人程度が参加するのか
・どのように参加者を案内するのか
・小さな子どもでも参加しやすいか
・参加したくない子どもへ無理に声をかけないか

なども確認したいポイントです。

子ども参加型企画は、見るだけの企画とは会場の使い方が変わります。

参加する子どもだけでなく、客席から見る子どもや保護者も含めて進行を考えられるか確認しましょう。

9.子どもの反応に応じて進行を調整できるか確認する

子ども向けイベントでは、事前に想定した通りの反応になるとは限りません。

積極的に参加する子どももいれば、少し離れて見たい子どももいます。

年齢やその日の雰囲気によっても反応は変わります。

そのため、

・反応を見ながらテンポを調整する
・参加のさせ方を変える
・無理に前へ出してもらわない
・会場の様子に応じて進行を調整する

といった考え方について、出演者へ確認することも判断材料になります。

TOMOはプロフィールで、看護師としての経験や子ども向けの活動について紹介しています。

ただし、こうした経歴は特定の結果や安全性を保証するものではありません。

実際のイベントでは、参加者や会場条件に応じて内容を相談する必要があります。

10.必要な準備を分かりやすく説明してもらえるか確認する

魅力的な出演内容でも、施設側の準備負担が大きすぎると実施しにくくなります。

そのため、

・必要なスペース
・必要な設備
・主催者側で用意するもの
・設営に必要な条件
・当日までに確認する内容

などを分かりやすく説明してもらえるか確認します。

出演者選びの段階では、

「何が必要なのかを担当者が理解できる形で説明してもらえるか」

を見ておくとよいでしょう。

11.問い合わせへの対応も選定材料になる

出演者選びでは、ホームページや動画だけでは判断できないことがあります。

そのため、実際に問い合わせてみることで分かることもあります。

たとえば、

・質問に分かりやすく答えてもらえるか
・まだ決まっていない条件も相談できるか
・会場条件について確認してもらえるか
・難しい場合に代替案を相談できるか

などです。

イベント担当者側で、最初からすべてを決める必要はありません。

分かっていることと、まだ迷っていることを分けて伝え、相談しながら判断する方法もあります。

問い合わせ前に整理しておきたい情報については、イベント出演者へ問い合わせる前に決めておくこと|初めての担当者向け7つのポイントも参考にしてください。

実績件数だけで決めない

出演実績は、出演者を比較するときの参考情報になります。

ただし、

「出演件数が多いから必ず自社イベントに合う」

とは限りません。

確認したいのは、

・どのような参加者を対象にしてきたか
・どのような会場を経験しているか
・今回と近い条件について相談できるか

という点です。

実績の数字だけではなく、今回のイベント条件との相性を見ることが重要です。

動画や写真だけで判断しない

出演者のホームページやSNSに動画・写真がある場合、企画内容をイメージする参考になります。

ただし、写真や短い動画だけでは、

・当日の進行
・子どもとのやり取り
・会場条件への対応
・主催者側で必要な準備

までは分からないことがあります。

映像は判断材料の一つとして使い、気になる点は問い合わせで確認しましょう。

料金だけを比較しない

出演者を比較するとき、料金は重要な条件です。

ただし、金額だけを見て決めると、

・希望する内容との違いがあった
・会場条件に合わなかった
・主催者側で想定していなかった準備が必要だった

といった認識違いにつながる可能性があります。

料金を比較するときは、

・何が含まれているか
・別途確認する条件はあるか
・希望する内容に対応できるか

も合わせて確認しましょう。

具体的な料金や見積条件は出演者ごとに異なります。

問い合わせ前に整理しておきたいこと

候補となる出演者へ相談するときは、次のような情報があると話を進めやすくなります。

・開催予定日
・開催場所
・会場の概要
・参加予定人数
・主な年齢層
・イベントの目的
・希望する時間
・現在困っていること

すべて確定している必要はありません。

まだ決まっていない項目は、そのまま「未定」「相談したい」と伝える方法があります。

TOMOを候補として検討する場合

キッズパフォーマーTOMOでは、子ども・ファミリー向けのパフォーマンスを案内しています。

商業施設のファミリーイベントでマジックを検討している場合は、マジックショーのサービスページで内容を確認できます。

また、マジックとシャボン玉を組み合わせた構成については、マジック+シャボン玉の組み合わせショーも案内されています。

今回のイベント条件にどの内容が適しているかは、

・会場
・人数
・年齢
・希望する内容
・開催時間

などによって変わります。

そのため、

「商業施設イベントだから必ずこの内容」

と決めるのではなく、実際の条件を伝えたうえで相談することが大切です。

商業施設の出演者選びは「イベント全体との相性」で考える

商業施設のファミリーイベントで外部出演者を選ぶときは、

「どんな芸ができるか」
「実績が多いか」
「料金はいくらか」

だけで判断する必要はありません。

確認したいのは、

・ファミリーイベントとの相性
・年齢幅への対応
・人数や会場規模
・途中参加・途中退出
・子どもの参加方法
・通常営業や通路との関係
・会場条件への調整
・担当者との相談のしやすさ

です。

商業施設の出演者選びでは、出演者単体のおもしろさではなく、「その施設・その来場者・そのイベント全体に無理なく組み込めるか」を基準に比較することが大切です。

候補者の情報だけで判断しにくい場合は、実際の会場条件やイベントの目的を伝えながら相談し、自社イベントに合うかを確認してみてください。

商業施設のファミリーイベントでは、出演内容だけでなく、来場者の年齢幅や人数、会場条件、途中参加・途中退出、通常営業との両立まで含めて出演者を比較することが大切です。

キッズパフォーマーTOMOへの出演相談では、会場や参加者、希望する内容など、現在分かっている条件から相談できます。

公式お問い合わせはこちら

この記事を書いた人

TOMOのアバター TOMO キッズパフォーマー

全国の幼稚園や保育園で、お子様向けのマジック・シャボン玉ショーをしている、キッズパフォーマーのTOMO(トモ)です!

私は、もともと看護師をしており、ガン病棟で働いていました。そこには、自分の意志で身体を動かすことができない子も多く、病気と闘う子どもたちを笑顔にしたいという想いでマジックを練習するようになり、気づけばキッズパフォーマーとして全国を渡り歩くようになりました。

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