社員家族向けイベントでショー以外の時間をどう作る?

社員家族向けイベントの交流・休憩・自由参加を考える記事の表紙

社員家族向けのイベントを企画するとき、

「ショーを見ている時間以外は、何をして過ごしてもらえばよい?」
「社員同士や家族同士が自然に交流できる場を作りたい」
「子どもが楽しめるだけでなく、大人も無理なく過ごせるイベントにしたい」

と考えることがあります。

社員家族向けイベントでは、ステージショーなどのメイン企画が注目されやすい一方、来場してからショーが始まるまでの時間や、終了した後の時間もあります。

また、すべての家族が同じタイミングで会場へ来るとは限りません。子どもの年齢や興味、家族ごとの滞在時間によっても、過ごし方は変わります。

そのため、ショーだけを中心に考えるのではなく、ショーを見ていない時間も、社員と家族が自分たちのペースで楽しめる構成を考えることが大切です。

この記事では、社員家族向けイベントでショー以外の時間を作るときの考え方を整理します。

社員家族向けイベントではショー以外の時間も大切

社員家族向けイベントでは、ショーがイベントの中心になることがあります。

多くの人が一緒に楽しめるステージ企画は、イベント全体の一体感を作るきっかけになります。

一方、イベントに参加する人の目的は、それだけではありません。

たとえば、

  • 子どもと一緒に遊びたい

  • 普段は会う機会の少ない社員と話したい

  • 同僚の家族と交流したい

  • 子ども同士で遊ばせたい

  • 少し休憩しながら家族で過ごしたい

といった目的も考えられます。

ショーだけでイベント全体を構成すると、ショーが終わった後に何をすればよいか分からなくなったり、参加者が一斉に帰り始めたりすることがあります。

だからこそ、ショー以外の時間にも過ごし方を用意しておくことが重要です。

社員家族向けイベントで会話や休憩、工作を楽しむイメージ
目次

まずはイベント中の時間を分けて考える

ショー以外の時間を考えるときは、イベント全体をいくつかの場面に分けてみると整理しやすくなります。

ショーが始まる前

来場してから開始までの時間です。

受付を済ませた後、すぐに客席で待つだけでは、子どもが退屈したり、保護者が過ごし方に迷ったりする場合があります。

この時間には、

  • 会場内を自由に見て回れる

  • 交流スペースで会話できる

  • 簡単な体験に参加できる

  • 家族で休憩できる

といった選択肢があると過ごしやすくなります。

ショーとショーの間

複数回のショーを実施する場合は、公演の間にも時間が生まれます。

その時間に別の体験や交流の場があれば、参加者が一か所に留まり続ける必要がなくなります。

ただし、ショーの開始に間に合うように戻る必要がある場合は、次の公演の案内が分かりやすいことも重要です。

ショーが終わった後

ショーの終了後は、そのまま帰る家族もいれば、もう少し会場で過ごしたい家族もいます。

自由に参加できる企画や休憩スペースがあれば、家族ごとの予定に合わせて過ごしやすくなります。

イベントを一つのショーだけで区切らず、その前後も含めて考えることがポイントです。

社員同士が自然に会話できる場所を作る

社員家族向けイベントでは、社員同士の交流も大切な要素です。

普段は仕事上のやり取りが中心の相手でも、家族と一緒に参加することで、いつもとは違う話題が生まれることがあります。

ただし、交流の時間を設けるだけで、必ず会話が生まれるとは限りません。

参加者が自由に動けることや、会話を始めやすい環境を考える必要があります。

たとえば、

  • 座って話せるテーブルや椅子を用意する

  • 飲み物を片手に立ち話できる場所を設ける

  • 子どもが近くで過ごせるようにする

  • 特定の参加方法を求めず、自由に利用できるようにする

といった工夫です。

大切なのは、交流を強制することではありません。

話したい人が話せて、一人で過ごしたい人も気兼ねなくいられる場所を作ることです。

子どもが自由に過ごせる時間を用意する

社員家族向けイベントでは、子どもが楽しめる企画も重要です。

ただし、子ども向け企画をすべてステージショーにする必要はありません。

たとえば、

  • 簡単な工作やものづくり

  • 親子で参加できる遊び

  • 見るだけでも楽しめる展示

  • 短時間で参加できる体験

  • 子ども同士で過ごせるスペース

などが考えられます。

こうした選択肢があると、ショーに興味がない子どもや、長時間座っていることが難しい子どもにも過ごし方を用意できます。

ただし、子どもが自由に過ごす場所を設ける場合は、保護者が見守りやすい配置や、安全に移動できる環境も考えておきましょう。

大人も子どもも楽しめる企画を考える

社員家族向けイベントでは、子ども向けの企画に偏りすぎると、大人が見守るだけになってしまう場合があります。

反対に、大人同士の交流を中心にすると、子どもが退屈することもあります。

そのため、すべての企画を大人向け・子ども向けに分けるのではなく、親子で一緒に楽しめるものも候補にするとよいでしょう。

たとえば、

  • 親子で参加する簡単な体験

  • 家族で写真を撮れる場所

  • 大人も一緒に楽しめるゲーム

  • 子どもの作品を家族で見せ合えるコーナー

などです。

家族によって興味は異なります。

全員に同じことをしてもらうのではなく、親子で一緒に楽しむ時間と、それぞれが自由に過ごす時間を両立することを意識してみてください。

休憩できる場所もイベントの一部として考える

イベントを充実させようとすると、体験やゲームなどの企画を増やすことに意識が向きがちです。

しかし、社員家族向けイベントでは、休憩できる場所も重要です。

子どもが疲れた家族、乳幼児を連れた家族、少し静かに過ごしたい人など、参加者によって必要な休憩は異なります。

そのため、

  • 座って休める場所

  • 家族で会話できる場所

  • ベビーカーでも利用しやすいスペース

  • ほかの企画から少し離れて落ち着ける場所

などを検討します。

休憩スペースは、単に余った場所へ椅子を置けばよいというものではありません。

ステージの音や人の流れ、ほかの参加者との距離も考えながら、無理なく利用できる場所を選びましょう。

参加するタイミングを自由に選べるようにする

社員家族向けイベントでは、家族によって来場時間や滞在時間が異なることがあります。

小さな子どもがいる家族は早めに帰るかもしれませんし、仕事や家庭の都合によって到着が遅くなる家族もいるでしょう。

そのため、ショー以外の企画には、好きなタイミングで参加しやすいものを組み合わせる方法があります。

たとえば、

  • 開始時刻に全員がそろわなくても参加できる体験

  • 短時間で完結する遊び

  • 好きなタイミングで利用できる交流スペース

  • 途中で抜けても支障がない自由参加型の企画

などです。

ただし、すべてを自由参加にする必要はありません。

時間を合わせて楽しむ企画と、各自のペースで参加できる企画を組み合わせることで、家族ごとの違いに対応しやすくなります。

年齢の違う子どもがいる家族にも配慮する

社員家族向けイベントでは、幼児から小学生まで、年齢の異なる子どもが同じ会場にいることがあります。

そのため、一つの遊びだけでは、年齢によって楽しみやすさが変わる場合があります。

たとえば、

  • 小さな子どもは保護者の近くで過ごせる

  • 少し大きな子どもは自分で体験を選べる

  • 兄弟姉妹が同じエリアで別々の楽しみ方を選べる

といった構成です。

年齢ごとに完全に別の企画を作ると、スペースやスタッフの負担が増えることがあります。

そのため、同じエリアの中に複数の過ごし方を用意することも検討できます。

交流を生みたいからといって参加を強制しない

社員同士の交流を目的にしたイベントでは、自己紹介やグループ活動などを取り入れることも考えられます。

ただし、参加者全員が積極的に交流したいとは限りません。

初対面の人と話すことが得意な人もいれば、家族とゆっくり過ごしたい人もいます。

そのため、交流企画を設ける場合でも、

  • 参加するかどうかを選べる

  • 途中から参加できる

  • 見学だけでもよい

  • 家族だけで過ごせる場所もある

といった選択肢があると利用しやすくなります。

交流は、参加者同士が無理なく関われる環境から生まれることもあります。

交流の機会を用意することと、交流を義務にすることは分けて考えることが大切です。

写真を撮ったり、思い出を残したりする時間も考える

社員家族向けイベントでは、家族で参加した記念を残したい人もいます。

ショーの最中だけでなく、

  • 親子で一緒に体験する

  • 子どもの作品を持って写真を撮る

  • 家族で記念写真を撮る

  • ほかの家族と一緒に写真を残す

といった時間も、イベントの思い出を残す機会になります。

こうした時間を作る場合は、専用のフォトスポットを設けるだけでなく、家族が自然に写真を撮れる場所や、体験の成果を見せられる場面を考える方法もあります。

ただし、写真撮影のために長い列ができたり、ほかの参加者の通行を妨げたりしないように配慮が必要です。

写真を撮ること自体を目的にするのではなく、家族が楽しんだ時間を自然に残せるようにすると、イベントの思い出づくりにつながります。

ショー以外の企画を増やしすぎない

ショー以外の時間を充実させようとすると、さまざまな企画を追加したくなることがあります。

しかし、企画が増えるほど、

  • 必要なスタッフが増える

  • 案内や受付が複雑になる

  • 会場内の移動が増える

  • 参加者がどこへ行けばよいか迷いやすくなる

といった負担も生まれます。

そのため、最初から多くの企画を用意する必要はありません。

まずは、

  • 自由に会話できる場所

  • 子どもが短時間でも楽しめる企画

  • 家族で休憩できる場所

など、イベント全体に必要な役割を考えてみましょう。

すべてを独立した企画にするのではなく、一つの場所で複数の過ごし方ができるようにする方法もあります。

企画の数を増やすことより、参加者が無理なく過ごせる選択肢を用意することを優先しましょう。

交流スペースと体験スペースの配置を考える

交流や休憩の場所を用意しても、周囲の環境によっては利用しにくくなることがあります。

たとえば、会話をしたい場所のすぐ隣で大きな音が出ていたり、休憩スペースの前を多くの人が通ったりすると、落ち着いて過ごしにくくなる場合があります。

そのため、会場を考えるときは、

  • 会話や休憩をしやすい場所

  • 子どもが体験を楽しむ場所

  • 人が集まりやすいメイン企画の場所

  • 参加者や一般来館者が通る場所

の関係を整理しておくことが大切です。

完全に分離する必要はありませんが、それぞれの場所で何をしてほしいのかを明確にすると、配置を決めやすくなります。

また、子どもが体験している様子を保護者が見守れることや、家族が合流しやすいことも考えておきましょう。

ショーの前後に自然な過ごし方をつなげる

ショーの前後に交流や体験の場を設ける場合は、参加者が自然に移動できる流れを考えると使いやすくなります。

たとえば、

ショーの前に会場へ到着した家族が交流スペースで過ごす。

ショーを観覧した後、子どもが体験企画に参加する。

少し疲れた家族は休憩スペースで過ごす。

というように、家族ごとに違う流れを選べる構成です。

ただし、ショーの終了直後には、多くの参加者が同時に移動することがあります。

体験ブースの入口や休憩スペースがその動線と重なる場合は、混雑しないか確認しておく必要があります。

ショーの前後をつなぐことは、参加者を会場に長く留めることだけが目的ではありません。

家族が自分たちの予定やペースに合わせて過ごせることを大切にしましょう。

運営スタッフの負担も考えておく

ショー以外の時間を充実させる場合、参加者の満足度だけでなく、運営する側の負担も考える必要があります。

企画ごとに担当者が必要なのか、受付や案内をどこで行うのか、参加者から質問があったときに誰が対応するのかなど、事前に整理しておくと進行しやすくなります。

特に自由参加型の企画では、参加者が好きなタイミングで出入りするため、常に同じ人数が同じ場所にいるとは限りません。

そのため、

  • 参加方法を分かりやすく案内する

  • 必要な安全確認を行う

  • 混雑した場合の対応を共有する

  • 休憩や交流の場所を無理なく利用できるようにする

といった点を考えておきましょう。

企画を増やすことで運営が複雑になりすぎる場合は、内容を絞ることも選択肢です。

ショー以外の時間はイベントの目的に合わせて作る

社員家族向けイベントでは、何を目的に開催するのかによって、適した過ごし方も変わります。

社員同士の交流を重視するなら、会話しやすい場所や、家族同士が自然に関われる機会が役立ちます。

子どもが楽しめることを重視するなら、短時間の体験や自由参加型の遊びを検討できます。

家族でゆっくり過ごしてもらいたい場合は、休憩スペースや自由に過ごせる時間を設ける方法もあります。

すべての目的を一度に満たそうとするより、イベントの中心となる目的を決め、その目的を補う過ごし方を組み合わせると構成しやすくなります。

社員家族向けイベントでは「何もない時間」を減らすだけでなく、選べる時間を作る

ショー以外の時間を考えるとき、空白をすべて埋める必要はありません。

参加者によっては、企画に次々と参加するよりも、家族で会話したり、子どもとゆっくり過ごしたりする時間を望むこともあります。

そのため、イベントのすべての時間にプログラムを入れるのではなく、

  • みんなで楽しむショーの時間

  • 親子で体験する時間

  • 社員同士や家族同士で交流する時間

  • 自由に休憩する時間

を組み合わせて考えることが大切です。

大切なのは、参加者全員に同じ過ごし方を求めないことです。

社員家族向けイベントでは、社員同士の交流、親子での体験、家族での休憩など、さまざまな目的が同じ会場に存在します。

ショー以外の時間にも、それぞれの家族が自分たちに合った過ごし方を選べることが、イベント全体の満足度につながります。

企画を追加する前に、まずは参加者にどのように過ごしてほしいのかを整理し、その目的に合った交流・体験・休憩の場を考えてみてください。

社員家族向けイベントでは、ショーだけでなく、交流・体験・休憩など、家族ごとに過ごし方を選べる構成を考えることが大切です。

キッズパフォーマーTOMOでは、ファミリー向けのマジックショーやシャボン玉ショーなど、各種イベントへの出張に対応しています。社員家族向けイベントの企画や、会場全体の過ごし方を検討する際にも、ぜひご相談ください。

この記事を書いた人

TOMOのアバター TOMO キッズパフォーマー

全国の幼稚園や保育園で、お子様向けのマジック・シャボン玉ショーをしている、キッズパフォーマーのTOMO(トモ)です!

私は、もともと看護師をしており、ガン病棟で働いていました。そこには、自分の意志で身体を動かすことができない子も多く、病気と闘う子どもたちを笑顔にしたいという想いでマジックを練習するようになり、気づけばキッズパフォーマーとして全国を渡り歩くようになりました。

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