保育園・幼稚園のクリスマス会で外部出演者を呼ぶときの考え方

保育園・幼稚園のクリスマス会で外部出演者を呼ぶときの考え方というタイトルと、クリスマス装飾の会場で前を見る園児の生成イラスト

保育園や幼稚園のクリスマス会では、先生による出し物や歌、制作物の紹介などに加えて、外部出演者を呼ぶことがあります。

そのとき、

「いつものクリスマス会の中に、どう組み込めばいい?」
「外部出演だけで会を構成した方がいい?」
「給食や通常保育との流れはどう考える?」
「乳児から年長児まで一緒でも大丈夫?」

と迷う先生や行事担当者もいるのではないでしょうか。

外部出演者を呼ぶ場合でも、クリスマス会全体を外部出演だけで組み立てる必要はありません。

園で普段行っているクリスマス会の流れの中に、特別な時間として外部出演を組み込む方法があります。

大切なのは、外部出演そのものを中心にすることではなく、園の行事の目的や子どもたちの年齢、給食や通常保育とのつながりを考えながら、無理のない位置に入れることです。

この記事では、保育園・幼稚園のクリスマス会で外部出演者を呼ぶときの考え方を整理します。

目次

まずは園のクリスマス会全体の流れを確認する

外部出演を検討するときは、最初に「出演者に何をしてもらうか」だけを考えるのではなく、園のクリスマス会全体の流れを確認しましょう。

たとえば、園によっては、

  • いつもの保育

  • 先生からのあいさつ

  • 歌や制作物の紹介

  • 先生による出し物

  • 外部出演

  • 振り返り

  • 給食

  • その後の通常保育

など、いくつかの活動を組み合わせることがあります。

すべての園で同じ順番にする必要はありません。

クリスマス会の目的や園の普段の進行に合わせて、どの場面に外部出演を入れると自然かを考えることが大切です。

園のクリスマス会で外部出演を組み込む流れと、園の進行や保育とのつながりを整理する生成イラスト

この図は、外部出演を園のクリスマス会へ組み込む考え方を整理した一般的な生成イメージです。

実際の開催写真ではなく、表示している順番がすべての園に共通する正解という意味でもありません。園の行事内容、年齢構成、給食や通常保育の流れに合わせて調整してください。

外部出演は「特別な時間」として組み込む

クリスマス会に外部出演者を呼ぶ場合、園の先生が行う活動と外部出演の役割を分けて考えると組み立てやすくなります。

たとえば、園の先生が、

  • 会のはじまりを担当する

  • 子どもたちへクリスマスの話をする

  • 歌や制作物を紹介する

  • 外部出演者を紹介する

  • 最後に会をまとめる

という形で進行し、その中の一部を外部出演の時間にする方法があります。

こうすると、普段の園行事らしさを残しながら、特別な体験を加えやすくなります。

外部出演者にすべてを任せる必要はありません。

先生と外部出演者がそれぞれ担当する部分を整理しておくと、クリスマス会全体の流れも分かりやすくなります。

クリスマス会の目的に合う内容か確認する

外部出演者を呼ぶときは、「盛り上がりそうだから」という理由だけでなく、園のクリスマス会の目的に合っているかも考えましょう。

たとえば、

  • 子どもたちに特別な体験をしてほしい

  • 全園児で楽しい時間を共有したい

  • 季節の行事として思い出に残る時間にしたい

  • 先生側の出し物準備を増やしすぎたくない

など、園によって重視することは異なります。

目的がはっきりしていると、出演内容を相談するときにも伝えやすくなります。

外部出演の内容が豪華かどうかより、園の行事の目的に合っているかを見ることが大切です。

0歳〜6歳が一緒に参加する場合は年齢差を考える

保育園やこども園では、0歳児から年長児までが一緒にクリスマス会へ参加することがあります。

その場合、同じ内容でも楽しみ方は年齢によって異なります。

乳児は、

  • 音

  • 動き

  • 色

  • 表情

  • 周囲の雰囲気

などを楽しむことがあります。

一方、幼児になると、

  • 内容を理解する

  • 次の展開を予想する

  • 声を出して反応する

  • 拍手する

  • 参加する

といった楽しみ方が増えてきます。

そのため、外部出演者へ問い合わせるときは、

「0歳から年長児まで参加します」
「乳児クラスも一緒です」

など、年齢構成を伝えておくと相談しやすくなります。

全員が同じ反応をする内容にする必要はありません。

それぞれの年齢で違う楽しみ方ができるかを考えることが大切です。

乳児が参加する場合は生活リズムも確認する

クリスマス会を特別な行事として楽しみつつも、乳児クラスでは普段の生活リズムへの配慮が必要です。

たとえば、

  • 授乳

  • 食事

  • おむつ交換

  • 午睡

などがあります。

外部出演の時間を優先するあまり、乳児の普段の流れを大きく変える必要はありません。

乳児だけ途中から参加したり、途中で退出したりする方法もあります。

全園児イベントだからといって、必ず全員が最初から最後まで同じ時間参加する必要はありません。

園の普段の保育に無理なく組み込めることを優先しましょう。

給食の時間から逆算して考える

午前中にクリスマス会を行う園では、終了後に給食が続くことがあります。

その場合は、外部出演の公演時間だけでなく、

  • 園児の移動

  • 会場からクラスへ戻る時間

  • 手洗いや給食準備

  • 片付け

なども考えておく必要があります。

イベントが予定より長くなると、給食やその後の保育にも影響することがあります。

そのため、

「何分の公演にするか」

だけではなく、

「何時までにクリスマス会全体を終えたいか」

という考え方で整理すると進行を組みやすくなります。

ただし、具体的な時刻は園ごとに異なるため、園の普段の生活リズムに合わせて決めましょう。

外部出演の前後に余白を持たせる

外部出演者が来る場合、出演時間だけでなく、その前後にも動きがあります。

たとえば、

  • 出演者の準備

  • 園児の入場

  • 先生からの紹介

  • 出演

  • 終了後のあいさつ

  • 園児の移動

  • 片付け

などです。

予定を詰め込みすぎると、少し進行が変わっただけで、その後の流れに影響することがあります。

外部出演をクリスマス会に入れる場合は、前後に少し余白を持たせて考えると対応しやすくなります。

具体的にどの程度の余白が必要かは、会場や出演内容によって異なります。

出演者へ準備や終了後の流れを事前に確認しておくと安心です。

先生側の準備負担も考える

クリスマス会は、先生側でも準備することが多い行事です。

飾り付け、制作物、歌、進行、プレゼントなど、園によってさまざまな準備があります。

その中で外部出演者を呼ぶ場合、

「外部出演を入れたことで、先生側の準備がさらに増えていないか」

も確認したいところです。

たとえば、

  • 出演内容を事前に共有できるか

  • 会場準備をどこまで園側が行うか

  • 道具を園側で準備する必要があるか

  • 当日の先生の役割は何か

などを確認しておくと、準備負担をイメージしやすくなります。

外部出演を依頼する目的の一つとして、先生がすべての出し物を準備しなくてもよい状態をつくることも考えられます。

ただし、どこまで任せられるかは出演者によって異なるため、事前確認が必要です。

クリスマスらしさは園側と出演側のどちらで出す?

外部出演を呼ぶからといって、出演内容そのものがすべてクリスマス仕様である必要はありません。

園側で、

  • クリスマスの飾り

  • 歌

  • 制作物

  • サンタクロースの登場

などを担当し、外部出演は子ども向けの特別なショーとして楽しむ方法もあります。

反対に、出演者側で季節に合わせた演出ができる場合は、それを取り入れる方法もあります。

大切なのは、園側と出演者側で役割が重なりすぎないことです。

「園ではここまで行う」
「出演者にはこの時間をお願いする」

と分けて考えると、全体の構成を整理しやすくなります。

サンタクロースの登場と外部出演の関係も考える

クリスマス会では、サンタクロースの登場を予定している園もあります。

その場合は、

  • サンタクロースの前に外部出演を入れる

  • 外部出演のあとにサンタクロースが登場する

  • サンタクロースと外部出演を別の時間にする

など、さまざまな組み方が考えられます。

どの順番が正解というものではありません。

子どもたちの集中や会全体の流れ、園が大切にしたい演出に合わせて決めましょう。

また、外部出演者がサンタクロース役も兼ねられるかどうかなどは、確認せずに前提としない方が安心です。

必要な場合は、問い合わせ時に相談してください。

会場の使い方も事前に確認する

クリスマス会では、遊戯室やホールなどを使うことがあります。

外部出演者を呼ぶ場合は、普段の園行事とは会場の使い方が変わる場合があります。

確認しておきたいのは、

  • 出演スペース

  • 園児が見る場所

  • 先生の位置

  • 出入口

  • 使用する道具の置き場所

などです。

具体的な必要面積や配置は、出演内容や会場によって異なります。

一律の広さや配置を基準として考えるのではなく、実際の会場と出演内容を照らし合わせて確認しましょう。

クリスマス会だから特別な安全基準があるわけではない

クリスマス会だからといって、この記事で独自の安全基準を設けることはしません。

必要な確認は、園の施設や行事運営の方針、出演内容によって異なります。

たとえば、

  • 会場内の動線

  • 使用する道具

  • 園児の座る場所

  • 出入口

  • 先生の見守り

などについて、園側と出演者側で事前に確認することが考えられます。

また、外部出演者へ依頼したからといって、安全が保証されるわけではありません。

園の普段の運営と合わせて、必要な確認を行いましょう。

問い合わせ前に伝えておきたいこと

クリスマス会で外部出演者を検討するときは、最初からすべてを決めておく必要はありません。

ただし、分かる範囲で次のような情報を伝えると相談しやすくなります。

  • 開催予定の行事がクリスマス会であること

  • 参加する子どもの年齢

  • 全園児参加か、一部クラスか

  • 会場

  • 希望する時間帯

  • 園側で予定している内容

  • 給食や午睡など、時間面で気になること

まだ未定の部分があっても構いません。

「ここまでは決まっています」
「ここは相談したいです」

と分けて伝えることで、出演者側も提案しやすくなります。

まとめ|園のクリスマス会の流れに合わせて外部出演を組み込む

保育園・幼稚園のクリスマス会で外部出演者を呼ぶ場合は、外部出演だけを切り離して考えるのではなく、園の行事全体の流れの中で考えることが大切です。

確認したいポイントを整理すると、

  • クリスマス会の目的

  • 先生側の進行

  • 外部出演を入れる場面

  • 子どもの年齢構成

  • 乳児の生活リズム

  • 給食や通常保育とのつながり

  • 先生側の準備負担

  • サンタクロースなど園側の演出との役割分担

  • 会場の使い方

などがあります。

どの順番で進めるか、どこに外部出演を入れるかに、一律の正解はありません。

今回の図解も、園のクリスマス会に外部出演を組み込む考え方を示した一般的な生成イメージであり、実際の開催写真や固定の進行例ではありません。

園のクリスマス会で大切にしたいことと、子どもたちの年齢、普段の生活リズムを踏まえながら、無理のない形で特別な時間を取り入れてみてください。

園のクリスマス会で外部出演を検討している場合は、参加する子どもの年齢や会場、園側で予定している内容など、分かる範囲からご相談いただけます。クリスマス会全体の流れがまだ決まっていない段階でも、園の状況に合わせた進め方を一緒に考えられます。

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この記事を書いた人

TOMOのアバター TOMO キッズパフォーマー

全国の幼稚園や保育園で、お子様向けのマジック・シャボン玉ショーをしている、キッズパフォーマーのTOMO(トモ)です!

私は、もともと看護師をしており、ガン病棟で働いていました。そこには、自分の意志で身体を動かすことができない子も多く、病気と闘う子どもたちを笑顔にしたいという想いでマジックを練習するようになり、気づけばキッズパフォーマーとして全国を渡り歩くようになりました。

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