園イベントは床座りと椅子、どちらが見やすい?観覧スタイルの考え方

園イベントで床座りと椅子のどちらの観覧方法が合うかを、先生・行事担当者が同じ会場で検討する一般的な生成イラスト

保育園や幼稚園でお楽しみ会や外部出演者を呼ぶイベントを行うとき、子どもたちの観覧方法として、

「床に座って見る方がいい?」
「椅子を並べた方が見やすい?」
「年齢によって分けた方がいい?」

と迷うことがあります。

床座りと椅子には、それぞれ使いやすい場面があります。

ただし、床座りなら必ず見やすい、椅子なら必ず見やすいという一律の優劣はありません。

同じ会場でも、前方で行う内容、子どもの参加方法、会場内を移動する必要があるか、先生がどこから見守るかによって、使いやすい観覧スタイルは変わります。

大切なのは、「何歳なら床」「何歳なら椅子」と固定することではなく、今回の園イベントで子どもたちがどう見るのか、どう参加するのかまで含めて考えることです。

この記事では、会場そのものの選び方ではなく、同じ園会場の中で床座りと椅子をどう比較するかに絞って整理します。

※この画像は、園イベントで床座りと椅子の観覧方法を検討する場面を表した一般的な生成イメージです。どちらか一方を推奨するものではなく、実在する園・人物・実際の開催事例やTOMOの出演実績を示すものではありません。

目次

床座りと椅子は「どちらが上」ではなく、今回の見方に合う方を選ぶ

床座りと椅子を比べるとき、最初からどちらかを正解にする必要はありません。

まず確認したいのは、今回のイベントで子どもたちがどのように過ごす予定なのかです。

たとえば、

  • 前方を座って見る時間が中心なのか
  • 途中で立ったり、その場で動いたりするのか
  • 先生と一緒に参加する場面があるのか
  • 子どもが途中で移動する可能性があるのか
  • 先生が子どもの近くへ動く必要があるのか

といった条件によって、観覧しやすい形は変わります。

そのため、床座りと椅子を比べるときは、次の4つを一緒に見ると整理しやすくなります。

  • 見え方
  • 子どもの参加方法
  • 移動できる余白
  • 先生の見守り方

この4つを確認しながら、今回の会場と内容に合う観覧スタイルを考えてみましょう。

床座りと椅子の観覧方法について、見え方・子どもの参加方法・移動の余白・先生の見守りの4つの観点を同じ問いで比較する一般的な図解

※この画像は、園イベントで床座りと椅子の観覧方法を比較するときの確認軸を整理した一般的な生成イメージです。どちらか一方を推奨するものではなく、実際の観覧方法は、園の方針、子どもの様子、会場、イベント内容、先生の見守り体制などに合わせて検討してください。実在する園・人物・実際の開催事例やTOMOの出演実績を示すものではありません。

床座りは、子どもの目線で見えるかを確認する

床座りでは、子どもの目線が低くなるため、前方で行う内容が実際に見えるかを確認することが大切です。

大人が立って見た印象だけで判断せず、子どもが座る高さから見え方を確認します。

床座りを選ぶときは、今回の会場と内容で、子どもの目線から前方を見やすいかを判断材料にします。

後方まで見やすくするための具体的な配置や確認方法は、「園のホールで後ろの子まで見やすくする方法」で詳しく紹介しています。

椅子は、座った状態と会場の使い方を合わせて考える

椅子を使うと、床に座る場合とは子どもの目線の高さや、会場の使い方が変わります。

ただし、椅子を使えば自動的に見やすくなるわけではありません。

椅子を選ぶときは、子どもが座った状態で前方を見やすいか、今回のイベントで必要な移動や参加を無理なく行えるかを確認します。

床座りと同じように、椅子そのものの良し悪しではなく、今回の内容との相性で判断します。

「見るだけ」なのか「途中で参加する」のかで選び方が変わる

観覧スタイルを考えるときは、イベント中の参加方法も確認しておきたいところです。

前方を見て過ごす時間が中心なのか、途中で立ったり、その場で動いたり、先生と一緒に参加したりするのかによって、使いやすい座り方は変わります。

床座りだから参加しやすい、椅子だから参加しにくいと一律に決めることはできません。

「どう見るか」と「どう参加するか」を一続きの流れとして考えることがポイントです。

移動の余白を残せるかを比べる

床座りでも椅子でも、観覧スペースだけで会場を埋めてしまうと、子どもや先生が動きにくくなる場合があります。

比較するときは、今回必要な出入りや移動の余白を残しやすいかも確認します。

保育室での通路やレイアウトを具体的に考える場合は、「保育室でイベントを行うときに確認したいこと」も参考にしてください。

先生が見守りやすいかも比較する

観覧スタイルを決めるときは、子どもからの見え方だけでなく、先生が子どもの様子を確認しやすいかも見ておきます。

床座りと椅子では、先生が子どもの近くへ動くときの使いやすさが変わる場合があります。

そのため、今回の職員体制や子どもの様子に対して、どちらが見守りやすいかも比較材料にします。

先生の位置を一律に決めるのではなく、園の状況に合わせて考えます。

乳児と幼児が一緒でも、全員を同じ座り方にそろえる必要はない

全園児が参加するイベントでは、年齢の違う子どもたちが同じ会場に集まることがあります。

この場合も、

「小さい子は必ず床」
「大きい子は必ず椅子」

と固定する必要はありません。

年齢は判断材料の一つですが、実際には、子どもの様子、先生との位置関係、イベント内容、会場条件なども関係します。

必要であれば、会場内で観覧方法を一つに統一せず、園の状況に合わせて複数の形を検討することもできます。

遊戯室で床や活動スペースをどう確認するかについては、「遊戯室でイベントを行うときに確認したいこと」で詳しく紹介しています。

会場を変える話と、座り方を変える話は分けて考える

床座りと椅子を比べているうちに、

「それなら別の会場へ変えた方がよいのでは?」

と考えることもあります。

ただし、この記事で考えるのは、まず現在予定している同じ会場の中で、どの観覧方法が今回の内容に合うかという点です。

床座りと椅子のどちらでも必要な条件を整えにくい場合には、その次の段階として会場そのものを見直すことになります。

保育室・遊戯室・ホールをどう比較するかについては、「保育室・遊戯室・ホールはどう選ぶ?園イベントの会場選び」で整理しています。

ステージの有無だけで床座り・椅子を決めない

外部出演者を呼ぶイベントでは、前方にステージがあるかどうかも気になることがあります。

ただし、ステージがないから床座り、ステージがあるから椅子、というように自動的に決まるわけではありません。

今回の内容をどの位置から見るのか、その観覧方法が会場に合っているかを確認して判断します。

ステージがない会場での出演場所や観覧位置については、「ステージがなくてもマジックショーはできる?会場に合わせた考え方」も参考にしてください。

迷ったら4つの視点で床座りと椅子を比べる

床座りと椅子のどちらにするか迷ったら、同じ会場で次の4つを比較してみましょう。

1.見え方

子どもの実際の目線から、今回の内容を見やすいか。

2.参加方法

座って見る時間と、途中で動いたり参加したりする場面に合っているか。

3.移動の余白

今回必要な出入りや移動の場所を残しやすいか。

4.先生の見守り

先生が子どもの様子を確認し、必要なときに対応しやすいか。

この4つを見比べたとき、床座りの方が今回の内容に合う場合もあれば、椅子の方が使いやすい場合もあります。

また、園の条件によっては、一つの方法だけに統一しない方がよい場合もあります。

まとめ|床座りか椅子かは、今回の観覧方法との相性で選ぶ

園イベントで床座りと椅子のどちらを選ぶかは、一律に決められるものではありません。

比較するときは、

  • 子どもの目線から今回の内容を見やすいか
  • イベント中の参加方法に合っているか
  • 必要な移動の余白を残せるか
  • 先生が見守りやすいか

を確認します。

床座りだから小さい子向け、椅子だから大きい子向け、と固定する必要もありません。

また、会場の広さやステージの有無だけで自動的に決めるものでもありません。

同じ会場の中で、今回の子どもたちがどう見て、どう参加し、先生がどう見守るのか。

そこから床座りと椅子を比べると、観覧スタイルを考えやすくなります。

実際の座り方は、園の方針、子どもの年齢やその日の様子、会場、職員体制、イベント内容などに合わせて調整してください。

園イベントの観覧スタイルや会場内の配置について迷っている場合は、参加する子どもの年齢や会場、予定しているイベント内容など、分かる範囲からご相談いただけます。キッズパフォーマーTOMOへの出演相談は、公式お問い合わせフォームからお問い合わせください。

この記事を書いた人

TOMOのアバター TOMO キッズパフォーマー

全国の幼稚園や保育園で、お子様向けのマジック・シャボン玉ショーをしている、キッズパフォーマーのTOMO(トモ)です!

私は、もともと看護師をしており、ガン病棟で働いていました。そこには、自分の意志で身体を動かすことができない子も多く、病気と闘う子どもたちを笑顔にしたいという想いでマジックを練習するようになり、気づけばキッズパフォーマーとして全国を渡り歩くようになりました。

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