PTAイベントに未就学児の兄弟姉妹も参加するときは?年齢差への配慮と企画の考え方

PTAイベントを企画していると、

「小学生向けの内容だけど、未就学児の兄弟姉妹も来るかもしれない」
「小さい子が途中で飽きたり疲れたりしないかな?」
「保護者が下の子の対応でイベントを楽しめなくならない?」

と悩むことがあります。

PTAイベントでは、参加する小学生だけでなく、未就学児の兄弟姉妹が一緒に来ることもあります。

その場合、全員が同じ内容を同じように楽しめる企画にする必要はありません。

大切なのは、年齢によって参加方法を変えられることと、保護者が無理なく見守れることです。

この記事では、未就学児の兄弟姉妹も参加するPTAイベントで考えておきたい、企画・会場・安全面のポイントを紹介します。

目次

全員を同じ楽しみ方にそろえなくても大丈夫

小学生と未就学児では、集中できる時間やできることが違います。

たとえば、小学生が楽しめる企画でも、

  • ルールが難しい
  • 長時間集中する必要がある
  • 大きく体を動かす
  • 順番待ちが長い

といった内容は、小さな子には負担になることがあります。

そのため、

「同じ企画に全員参加させる」

のではなく、

「年齢に合った参加方法を用意する」

と考える方が現実的です。

小学生には体験やチャレンジがあると楽しみやすい

小学生向けの企画では、

  • 体を動かす
  • ゲームに参加する
  • クイズに挑戦する
  • 工作や体験をする
  • 友だちと協力する

といった要素があると楽しみやすくなります。

特に高学年になると、単純に見るだけではなく、

「自分でやってみる」
「考えて挑戦する」

といった要素がある方が興味を持ちやすい場合があります。

ただし、未就学児の兄弟姉妹も一緒に参加する場合は、小学生向けの企画だけで会場全体を構成しないことがポイントです。

未就学児は短時間でも楽しめる形を考える

未就学児は、小学生と同じ時間ずっと集中するのが難しいことがあります。

そのため、

  • 少しだけ参加できる
  • 見ているだけでも楽しめる
  • 途中で休める
  • 保護者と一緒に参加できる

といった形があると安心です。

たとえば、小学生がゲームに参加している間、未就学児は保護者と見学するだけでも構いません。

すべての企画に参加しなくても、会場の雰囲気を楽しめれば十分です。

途中で休める場所があると安心

未就学児は、疲れたり眠くなったりすることがあります。

イベントが長時間になる場合は、

  • 座って休める場所
  • 会場の端で落ち着ける場所
  • 出入りしやすい席

などがあると安心です。

必ず専用のキッズスペースを作る必要はありません。

会場の一部に椅子を置いたり、出入口に近い場所を保護者向けに確保したりするだけでも対応しやすくなります。

会場条件に合わせて、無理のない方法を考えましょう。

出入りしやすい座席を用意する

未就学児がいると、

  • トイレに行く
  • 泣いてしまう
  • 飲み物を取りに行く
  • 一度会場を出る

といったことがあります。

そのため、小さな子ども連れの保護者を会場中央に固定すると、移動しにくくなる場合があります。

可能であれば、

  • 出入口に近い席
  • 通路側の席
  • 後方の移動しやすい場所

などを選べるようにしておくと安心です。

「途中退場しても大丈夫」と分かるだけでも安心

保護者にとって、

「途中で子どもが泣いたらどうしよう」

という不安は大きいものです。

事前案内などで、

「途中の出入りも可能です」

と伝えておくだけでも参加しやすくなる場合があります。

ただし、企画内容や安全管理上、途中入退場が難しい場合もあります。

その場合は、あらかじめ案内しておきましょう。

小学生と未就学児で難易度を変える

同じ企画に参加する場合でも、年齢によって難易度を変える方法があります。

たとえばクイズなら、

小学生には少し考える問題
未就学児には絵を見て答える問題

というように調整できます。

ゲームでも、

小学生はルールに沿って挑戦
未就学児は簡単な動きだけ参加

という方法があります。

全員を同じ条件にするより、年齢に合わせて少し変える方が楽しみやすくなります。

親子で一緒に参加できる内容も使いやすい

年齢差が大きい場合は、親子で一緒に参加する企画も選択肢です。

たとえば、

  • 親子工作
  • 簡単なゲーム
  • クイズ
  • 写真撮影
  • 親子で協力する体験

などです。

未就学児だけでは難しい内容でも、保護者と一緒なら参加できる場合があります。

ただし、保護者にすべてを任せる形にならないよう、小さな子でもできる部分を残しておくと楽しみやすくなります。

保護者が見守りやすい会場にする

未就学児が参加する場合、保護者は小学生のイベントを見ながら下の子も見守ることになります。

そのため、

  • 子どもの様子が見える
  • 出入口が分かりやすい
  • トイレへ移動しやすい
  • 通路が確保されている

といった会場づくりが大切です。

特に兄弟姉妹が別々の場所で活動する場合は、保護者がどちらの様子も確認しやすい配置を考えましょう。

ベビーカーの置き場所も確認する

年齢によっては、ベビーカーで来場する家庭もあります。

ベビーカーを会場内に入れるのか、入口付近に置くのかは、学校や施設のルールによって異なります。

事前に、

  • ベビーカーを置ける場所
  • 通路をふさがない位置
  • 非常口の邪魔にならないか

などを確認しておきましょう。

当日になって置き場所を探すより、先に決めておく方がスムーズです。

おむつ替えや授乳への配慮も確認する

未就学児よりさらに小さな兄弟姉妹が参加する可能性もあります。

その場合は、

  • おむつ替えができる場所
  • 授乳できる場所
  • 手洗いできる場所

などがあるか確認しておくと安心です。

専用設備がない学校もあります。

その場合は、使用できる部屋があるか学校側へ確認するなど、できる範囲で対応を考えます。

すべての設備を新たに用意する必要はありません。

小さな子が触って危ないものを確認する

イベント会場には、

  • 電源コード
  • 音響機材
  • スピーカー
  • 展示物
  • 工作道具
  • 大きな荷物

などが置かれる場合があります。

小学生なら問題なくても、未就学児が触ると危険なものもあります。

会場設営後は、未就学児の目線まで下がって確認してみると気づきやすくなります。

特に、

  • 引っかかりやすいコード
  • 倒れやすい物
  • 小さな部品
  • 尖った道具

などは注意しましょう。

待ち時間を長くしすぎない

小さな子どもほど、何もせず待つ時間が長いと飽きやすくなります。

たとえば、

  • 受付の列
  • 開始前
  • 企画の切り替え
  • 兄弟姉妹の順番待ち

などです。

そのため、

  • 受付をスムーズにする
  • 待っている間に見られるものを用意する
  • 企画と企画の間を長くしすぎない

といった工夫も有効です。

大がかりな遊び場を用意しなくても、待ち時間自体を短くするだけで負担は減ります。

音の大きさにも注意する

ステージイベントや音響を使う企画では、未就学児が大きな音に驚くことがあります。

必要以上に音量を上げず、会場全体で聞き取りやすい音量に調整しましょう。

スピーカーのすぐ近くに小さな子どもの席を作らないことも大切です。

音量は、会場の広さや使用する設備によって変わります。

実際に複数の場所から聞いて確認すると安心です。

参加を無理に求めない

未就学児がいると、

「せっかく来たのだから参加してほしい」

と思うこともあります。

しかし、その日の気分や体調によって参加できないこともあります。

見ているだけでも構いません。

途中まで参加してやめても構いません。

参加しない選択肢も残しておくことが、小さな子どもと保護者の安心につながります。

保護者の負担を増やしすぎない

小学生と未就学児の両方を連れて参加する保護者は、それだけで多くのことに気を配っています。

そこに、

  • イベント運営
  • 子どもの誘導
  • 工作の手伝い
  • 片付け

などの役割が重なると、イベントを楽しむ余裕がなくなることがあります。

親子イベントだからといって、保護者に多くの役割を持たせすぎないことも大切です。

事前案内で伝えておくと安心なこと

未就学児の兄弟姉妹も参加できる場合は、案内文にも記載しておくと親切です。

たとえば、

  • 未就学児の兄弟姉妹も参加可能か
  • 申込が必要か
  • ベビーカーについて
  • 途中入退場について
  • 飲食について
  • 持ち物
  • 休憩できる場所の有無

などです。

すべてを書く必要はありませんが、参加する家庭が判断するために必要な情報を整理しておきましょう。

未就学児向け企画を別に作らなくてもいい

未就学児も参加すると聞くと、

「専用企画を作らないといけないのでは?」

と思うかもしれません。

必ずしも必要ではありません。

たとえば、

  • 小学生の企画を見て楽しめる
  • 一部だけ簡単に参加できる
  • 疲れたら休める
  • 保護者と一緒に過ごせる

という環境があれば十分な場合もあります。

企画数を増やしすぎると、PTA側の準備負担も増えます。

まずは今ある企画の中で、未就学児でも無理なく過ごせる方法を考えてみましょう。

年齢差があるからこそ「選べる」状態を作る

参加する年齢が幅広いイベントでは、

「全員を一つの内容に合わせる」

よりも、

「その人に合った参加方法を選べる」

状態の方が運営しやすいことがあります。

たとえば、

  • 参加する
  • 見学する
  • 保護者と一緒に参加する
  • 途中で休憩する

といった選択肢です。

同じイベントの中でも、楽しみ方が違って構いません。

まとめ|年齢に合わせた参加方法を用意する

PTAイベントに未就学児の兄弟姉妹も参加する場合、小学生と同じ内容を同じように楽しませる必要はありません。

大切なのは、

  • 短時間でも参加できる
  • 見るだけでも楽しめる
  • 疲れたら休める
  • 保護者と一緒に参加できる
  • 移動しやすい
  • 安全に過ごせる

という環境を作ることです。

小学生には小学生の楽しみ方、未就学児には未就学児の楽しみ方があります。

全員を同じ楽しみ方にそろえるのではなく、年齢に合った参加方法を選べるようにする。

そう考えると、年齢差があるPTAイベントも無理なく企画しやすくなります。

この記事を書いた人

TOMOのアバター TOMO キッズパフォーマー

全国の幼稚園や保育園で、お子様向けのマジック・シャボン玉ショーをしている、キッズパフォーマーのTOMO(トモ)です!

私は、もともと看護師をしており、ガン病棟で働いていました。そこには、自分の意志で身体を動かすことができない子も多く、病気と闘う子どもたちを笑顔にしたいという想いでマジックを練習するようになり、気づけばキッズパフォーマーとして全国を渡り歩くようになりました。

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