子ども会で異学年の小学生が参加するときの企画

子ども会で異学年の小学生が一緒に参加する企画の一般的なイメージ

子ども会のイベントでは、低学年から高学年まで、異なる学年の小学生が同じ企画に参加することがあります。

そのような場面では、「低学年向け」「高学年向け」と完全に分けるのではなく、同じ企画の中でも参加方法や説明の受け方、役割に幅を持たせることが大切です。

ただし、低学年だから簡単な役割、高学年だから難しい役割と一律に決める必要はありません。

同じ学年でも、興味や得意なこと、参加したい方法は子どもによって異なります。

この記事では、子ども会で異学年の小学生が一緒に参加するときに、学年差を固定的な役割分担にせず、同じ企画へ参加しやすくする考え方を紹介します。

目次

まず異学年が一緒に参加することを前提に企画する

子ども会では、参加する小学生の学年がそろっているとは限りません。

そのため、企画段階から、低学年と高学年が同じ場にいることを前提にしておくと進めやすくなります。

例えば、

  • 説明の理解に必要な時間が異なる
  • 興味を持つポイントが異なる
  • 前に出たい子どもと、見て参加したい子どもがいる
  • 一人で取り組みたい子どもと、仲間と相談したい子どもがいる

といった違いがあります。

ここで大切なのは、学年ごとに能力を決めつけることではありません。

同じ企画の中でも、複数の参加方法を用意できるかを考えることがポイントです。

説明は短く分かりやすくし、必要に応じて補足する

異学年の子どもが同じ説明を聞く場合、最初から細かな情報をすべて伝えると、理解しにくくなることがあります。

そのため、最初は全員に共通する内容を短く伝え、必要に応じて補足する方法が使いやすい場合があります。

例えば、

  • 最初に活動の目的だけ伝える
  • 基本的なやり方を見せる
  • 必要な子どもへ個別に補足する
  • 活動中に質問できるようにする

といった進め方です。

説明を学年ごとに完全に分ける必要はなく、全体説明と個別の補足を組み合わせることができます。

同じ企画でも参加方法に幅を持たせる

異学年が参加するイベントでは、全員へ同じ参加方法を求めるより、いくつかの関わり方を用意しておくと参加しやすくなります。

例えば、

  • 説明を聞いてから参加する
  • 材料を自分で選ぶ
  • 友だちと相談して進める
  • 座って見ながら参加する
  • 必要な部分だけ職員と一緒に取り組む

などです。

異学年の小学生が同じ企画で説明を聞く・材料を選ぶ・共同活動をするなど異なる方法で参加している一般的なイメージ

※画像は、異学年の小学生が同じ企画の中で、説明を聞く・材料を選ぶ・共同活動に参加するなど、異なる関わり方をしている一般的な生成イメージです。実在する子ども会、施設、人物、実際の開催実績を撮影したものではありません。また、年上・年下によって能力や役割を固定する考え方を示すものでもありません。

参加方法に幅を持たせることで、学年差があっても同じ企画へ参加しやすくなります。

年上だから教える役と決めない

異学年イベントでは、「高学年が低学年を教える」という形を考えやすいですが、必ずしもその役割に固定する必要はありません。

高学年の子どもがサポート役を楽しむこともあれば、自分自身が一人の参加者として活動したいこともあります。

また、低学年の子どもがアイデアを出したり、得意なことを発揮したりすることもあります。

そのため、

  • 希望する子どもがサポート役をする
  • 役割を途中で交代できるようにする
  • 学年に関係なく相談する
  • 全員が同じ参加者として楽しむ

など、複数の形を考えておくとよいでしょう。

学年だけを理由に役割を固定しないことが大切です。

グループ分けは学年だけで決めない

異学年イベントでは、学年を混ぜたグループを作ることもあります。

ただし、必ず異学年グループにしなければならないわけではありません。

例えば、

  • 普段仲のよい友だち同士で参加する
  • 希望する活動ごとに分かれる
  • その場で自然に集まった子ども同士で取り組む
  • 一人で参加する選択肢を残す

ことも考えられます。

イベントの目的や子ども同士の関係に合わせて、グループの作り方を調整しましょう。

低学年向け・高学年向けと二つに分けすぎない

学年差があるからといって、企画を最初から低学年向けと高学年向けの二つに分ける必要はありません。

同じ企画でも、参加方法や取り組み方に幅を持たせることで一緒に参加できる場合があります。

例えば、

  • 基本の方法と追加の工夫を用意する
  • 見るだけでも参加できるようにする
  • 自分で選べる部分を作る
  • 職員へ相談しながら進められるようにする

といった方法です。

年齢で企画を分ける前に、同じ内容の中で調整できる部分がないか考えてみましょう。

全員が同じ完成度を目指さなくてもよい

工作や体験活動などでは、完成度をそろえようとすると、子どもによって負担の差が大きくなる場合があります。

そのため、

  • 基本の形だけ作る
  • 追加で工夫する
  • 途中まででもよい
  • 自分なりにアレンジする

といった幅を持たせることができます。

企画の目的が「一緒に楽しむこと」であれば、全員が同じ結果になることを求める必要はありません。

代表役や発表役も学年で固定しない

子ども会イベントでは、代表児童や発表役を設ける場合があります。

その際も、高学年だから代表、低学年だから見る側と固定する必要はありません。

例えば、

  • 希望する子どもから選ぶ
  • 短い役割に分ける
  • 途中で交代する
  • 複数人で一緒に担当する

といった方法があります。

誰を代表にするかは、イベントの目的や本人の希望、参加機会などを考えて決めることが大切です。

途中で参加方法を変えられるようにする

イベントが始まったあとで、「やってみたい」「見るだけにしたい」と気持ちが変わることもあります。

その場合に、

  • 途中から参加する
  • 見る側へ移る
  • 別の役割へ変える
  • 職員と一緒に参加する

といった変更ができると、無理なく参加しやすくなります。

最初に決めた参加方法を最後まで続けることを目的にせず、子どもの様子に合わせて調整できる余地を残しておきましょう。

異学年イベントでは活動のテンポにも幅を持たせる

同じ企画でも、子どもによって活動の進み方が異なることがあります。

そのため、全員が同じタイミングで次へ進むことだけを目標にしないほうがよい場合があります。

例えば、

  • 早く終わった子どもが追加で工夫できる
  • ゆっくり進める子どもを急がせない
  • 途中で質問できる
  • 活動の終わり方を複数用意する

といった工夫を考えられます。

職員や担当者は子どもの様子を見ながら調整する

異学年の小学生が一緒に活動すると、同じ説明や同じ参加方法でも、受け止め方が異なることがあります。

そのため、イベント中は、

  • 説明についていきにくい子どもがいないか
  • 簡単すぎて退屈していないか
  • 一部の子どもだけが役割を担っていないか
  • 参加方法を変えたい子どもがいないか

などを見ながら、必要に応じて調整します。

必要な担当者数や配置は、会場や参加状況によって異なります。固定人数や一律の体制をこの記事で示すものではありません。

保護者が関わる場合も企画の中心は子どもの参加方法に置く

子ども会イベントでは、保護者が準備や運営に関わる場合があります。

ただし、この企画で中心に考えたいのは、保護者側の受付や役割分担ではなく、異学年の小学生がどのように参加するかです。

保護者が関わる場合でも、

  • 子どもが参加方法を選べるか
  • 学年で役割を固定していないか
  • 一部の子どもだけが前に出続けていないか
  • 見るだけでも参加できるか

など、子どもの参加体験を中心に考えます。

外部出演者を呼ぶ場合は異学年参加であることを共有する

子ども会で外部出演者を招く場合は、異なる学年の小学生が一緒に参加することを事前に共有しておくと、内容を相談しやすくなります。

例えば、

  • 幅広い学年が参加すること
  • 全員に同じ参加方法を求めないこと
  • 見るだけの参加もあること
  • 途中で参加方法を変える場合があること

などです。

ただし、特定の学年の能力や性格を一律に決めつけて伝える必要はありません。

イベントの目的と参加方法について必要な範囲で共有します。

異学年の子ども会イベントは「同じ企画・複数の関わり方」で考える

子ども会で低学年から高学年までが一緒に参加するときは、学年別に役割や能力を固定するのではなく、同じ企画の中で複数の参加方法を用意することが大切です。

企画段階では、次の点を確認しましょう。

  • 異学年が一緒に参加することを前提にしているか
  • 説明を短くし、必要に応じて補足できるか
  • 参加方法に幅を持たせられるか
  • 年上・年下で役割を固定していないか
  • グループ分けを学年だけで決めていないか
  • 途中で参加方法を変更できるか
  • 子どもの様子を見ながら調整できるか

今回の本文画像①は、異学年の小学生が同じ企画の中で、説明を聞く、材料を選ぶ、共同活動に参加するなど、それぞれ異なる関わり方をしている一般的な生成イメージです。実在施設・実在人物・実際の開催実績を撮影したものではなく、特定の学年の能力や役割を示すものでもありません。

年齢や学年によって役割を決めるのではなく、同じ企画の中で子どもが自分に合った関わり方を選べるようにすることが、異学年の小学生が参加する子ども会イベントを考えるときのポイントです。

子ども会で、低学年から高学年まで異学年の小学生が一緒に参加できるマジックショーやシャボン玉ショーなどのイベントを検討されている方は、参加する学年の幅や会場の条件、希望する参加方法などを整理しておくと相談を進めやすくなります。

キッズパフォーマーTOMOの出演についてご検討中の方は、公式お問い合わせフォームからご相談ください。子ども会イベントの内容や会場などをお知らせいただき、実施方法について相談を進められます。

この記事を書いた人

TOMOのアバター TOMO キッズパフォーマー

全国の幼稚園や保育園で、お子様向けのマジック・シャボン玉ショーをしている、キッズパフォーマーのTOMO(トモ)です!

私は、もともと看護師をしており、ガン病棟で働いていました。そこには、自分の意志で身体を動かすことができない子も多く、病気と闘う子どもたちを笑顔にしたいという想いでマジックを練習するようになり、気づけばキッズパフォーマーとして全国を渡り歩くようになりました。

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