子ども会イベントで子どもだけ参加・親子参加をどう考える?

子ども会イベントで、子ども中心か親子参加かという参加対象を一般的な担当者が検討しているイラスト

子ども会イベントを企画するとき、「子どもだけが参加する形にするか」「保護者も一緒に参加する親子イベントにするか」で迷うことがあります。

どちらがよいかは、イベント名や参加人数だけでは決まりません。

まず整理したいのは、今回のイベントで誰を参加者として考え、どのような時間を作りたいのかです。

子どもを参加者の中心にする企画と、保護者も一人の参加者として同じ企画を体験することを目的に含める企画では、イベントの考え方が変わります。

この記事では、具体的な見守り人数や同伴ルールを決めるのではなく、子ども会イベントの参加対象を考えるときの判断軸を整理します。

※アイキャッチは、子ども会イベントで子どもを参加者の中心にするか、保護者も参加者として同じ企画を共有するかを検討する一般的な場面を示した生成イメージです。実在する子ども会・施設・人物・特定地域、キッズパフォーマーTOMO本人や実際の開催実績・活動記録を示すものではありません。また、子ども単独参加の可能年齢、保護者同伴・見守り・引率・送迎の固定基準、どちらかの参加方法の優劣・安全性・満足度を示すものでもありません。

目次

参加対象を決める前に「どんな時間にしたいか」を考える

最初に決めたいのは、「保護者を呼ぶかどうか」そのものではありません。

今回の子ども会イベントで、どのような時間を作りたいのかを整理します。

例えば、

  • 子ども同士で一つの企画を楽しむ時間にしたい
  • 異なる学年の子どもが一緒に参加する時間にしたい
  • 親子で同じ内容を見たり体験したりする時間にしたい
  • 子どもの活動を中心にしつつ、保護者は別の立場で関わる形にしたい

など、イベントによって目的は異なります。

参加対象は、先に「子どもだけ」「親子」と決めるより、イベントの目的から逆に考える方が整理しやすくなります。

子ども会イベントで、子ども中心の参加と親子参加の違いを、イベント目的と主催者条件から整理した概念図

※この画像は、子ども会イベントで「子どもだけ参加」と「親子参加」の考え方を説明するための一般的な生成イメージです。実在の人物・施設・地域の行事・TOMOの実績を示すものではありません。

子ども中心の企画では「子どもが参加者の中心」になる

子どもだけを参加対象の中心にする場合、企画の中心は子どもの体験です。

ここでいう「子ども中心」は、保護者が一切その場にいないことを意味するものではありません。

送迎、付き添い、主催側の運営などで保護者が関わることがあっても、企画そのものの参加者を子どもとして考える場合があります。

その場合、企画を考えるときは、

  • 参加する子どもの学年や年齢構成
  • 子ども同士でどのように関わるか
  • 見る・参加するなど、どのような関わり方を用意するか
  • 子どもがイベントの中心として過ごせるか

などを確認します。

異学年の子どもが一緒に参加する場合の具体的な組み立ては、子ども会で異学年の小学生が参加するときの企画で詳しく考えられます。

親子参加では「保護者も参加者として含めるか」を考える

親子参加という言葉を使う場合でも、保護者の関わり方は一つではありません。

子どもの隣にいるだけの場合もあれば、保護者自身も同じ企画を見たり、考えたり、体験したりする場合があります。

ここで整理したいのは、

保護者も企画の参加者として同じ時間を体験することを、イベントの目的に含めるか

という点です。

親子参加を選ぶ場合は、子どもが楽しむことに加えて、保護者も同じ企画を共有することに意味があるかを確認します。

親子参加を選んだ後の具体的な楽しみ方については、親子イベントでマジックショーを楽しむときの考え方も参考にできます。

「保護者がいる」と「保護者も参加者」は分けて考える

子ども会イベントでは、保護者が会場にいることがあります。

しかし、保護者がその場にいるからといって、必ず親子参加イベントになるわけではありません。

保護者には、

  • イベントの参加者として子どもと同じ企画を楽しむ
  • 送迎のために会場へ来る
  • 付き添いとしてその場にいる
  • 子ども会の運営を補助する

など、異なる立場があります。

これらを同じ「保護者参加」として扱うと、誰に向けた企画なのか分かりにくくなります。

そのため、参加対象を考えるときは、保護者がイベントの参加者なのか、それとも別の役割で関わるのかを分けて整理することが重要です。

子どもだけか親子参加かは「どちらが楽しいか」だけで決めない

子どもだけのイベントにも、親子参加のイベントにも、それぞれ異なる目的を持たせることができます。

そのため、

「親子の方が盛り上がりそう」

「子どもだけの方が自由に楽しめそう」

といった印象だけで参加対象を決める必要はありません。

例えば、

  • 子ども同士で同じ企画を楽しむことを重視するのか
  • 親子で同じ体験を共有することを重視するのか
  • 保護者も企画の内容へ関わってほしいのか
  • 子どもの活動を中心にし、保護者は参加者とは別の立場にするのか

を確認します。

イベントの目的が違えば、参加対象の考え方も変わります。

参加対象と「観覧型・参加型」は別の判断軸

子どもだけ参加か親子参加かを考えるとき、観覧型・参加型と混同しないことも重要です。

例えば、子どもだけのイベントでも、全体で一つの企画を見る観覧型にすることも、子どもが企画に関わる参加型にすることも考えられます。

親子イベントでも、親子で一緒に見る形もあれば、何らかの体験へ関わる形もあります。

つまり、

  • 誰が参加するか=参加対象
  • 参加者がイベントの中でどう過ごすか=企画形式

は別の判断です。

「親子参加だから参加型」「子どもだけだから観覧型」と固定しないようにします。

観覧型・参加型・回遊型の違いそのものを比較する場合は、観覧型・参加型・回遊型という企画形式の違いで整理しています。

参加対象を決めるときは主催者側の実際の条件も確認する

イベントの目的だけでなく、主催者側が実際にどのような形で開催できるかも確認します。

ただし、ここで全国共通の見守り人数や、子どもだけで参加できる年齢を決めるわけではありません。

施設や子ども会によって運用は異なるため、実際の開催条件はそれぞれの主催者側で確認する必要があります。

参加対象を整理するときは、

  • 誰をイベントの参加者とするのか
  • 保護者へどのような立場で関わってもらうのか
  • イベント目的と参加対象が合っているか

を確認します。

兄弟姉妹や対象年齢も参加対象を決めるときに確認する

子ども会イベントでは、兄弟姉妹を参加対象に含めるか、どの年齢や学年を対象とするかが関係する場合があります。

これらは参加方法を決めた後の話ではなく、誰を今回のイベントの参加対象とするかを整理する段階で確認する条件です。

ただし、兄弟姉妹が参加できるか、どの年齢までを対象にするかといった具体的な条件は、主催者や施設の運用によって異なります。

そのため、全国共通の対象年齢や参加可否を決めるのではなく、実際の条件を確認しながら参加対象を整理します。

参加対象を決めた後は、その年齢構成や学年差に合わせて、具体的な参加方法や企画の進め方を考えます。

施設内で乳幼児親子と小学生など異なる年齢層が同じ時間に過ごす場合の考え方は、乳幼児親子と小学生が同じ時間にいる場合の考え方も参考にできます。

外部出演者を選ぶことと参加対象を決めることも分ける

外部出演者を呼ぶイベントでも、参加対象を決めることと出演者を選ぶことは別の判断です。

最初から「この出演者だから親子参加」と決めるのではなく、まず主催者側で、

  • 誰を参加者の中心にしたいか
  • 親子で同じ時間を共有することを目的にするか
  • 子ども中心の時間を作りたいか

を整理します。

そのうえで、決めた参加対象や会場条件に合う外部企画を比較します。

外部出演者の比較方法については、学校行事の外部出演者を比較するときのポイントも参考にできます。

参加対象を決めた後に具体的な企画設計へ進む

子どもだけ参加か親子参加かに加えて、対象とする年齢・学年や、兄弟姉妹を参加対象に含めるかなどを主催者側で確認したら、次に具体的な企画内容を考えます。

子ども中心の企画では、決めた年齢構成や学年差に合わせて参加方法を整理します。

親子参加では、親子が同じ企画をどのように楽しむかを考えます。

会場に異なる年齢層が同時にいる場合は、施設内での過ごし方や空間の使い方を確認します。

このように、誰を参加対象とするかを先に整理し、その後で対象となる参加者に合った具体的な企画設計を考えることで、判断の順序が分かりやすくなります。

子どもだけ参加・親子参加は「誰にどんな時間を作るか」で決める

子ども会イベントで参加対象を決めるときは、最初から子どもだけ・親子参加のどちらかを正解と考える必要はありません。

確認したいのは、

  • 今回のイベントで誰を参加者の中心にするか
  • 対象とする年齢や学年をどうするか
  • 兄弟姉妹を参加対象に含めるかを主催者側で確認しているか
  • 子ども同士の体験を中心にしたいか
  • 親子で同じ企画を共有することを目的に含めるか
  • 保護者は参加者なのか、付き添い・送迎・運営補助なのか
  • 参加対象と企画形式を混同していないか
  • 主催者側の実際の条件に合っているか

です。

子どもを参加者の中心とするのか、保護者も参加者として同じ企画を体験することを目的に含めるのかを区別し、対象とする年齢や参加範囲も主催者側の実際の条件と照らして参加対象を決めることが、子ども会イベントの参加対象を考えるときのポイントです。

子ども会イベントで外部出演を検討されている方へ

子ども中心のイベントか、親子で参加するイベントかなど、現在考えている参加対象や会場条件があれば、分かる範囲で整理しておくと相談を進めやすくなります。

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この記事を書いた人

TOMOのアバター TOMO キッズパフォーマー

全国の幼稚園や保育園で、お子様向けのマジック・シャボン玉ショーをしている、キッズパフォーマーのTOMO(トモ)です!

私は、もともと看護師をしており、ガン病棟で働いていました。そこには、自分の意志で身体を動かすことができない子も多く、病気と闘う子どもたちを笑顔にしたいという想いでマジックを練習するようになり、気づけばキッズパフォーマーとして全国を渡り歩くようになりました。

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